汚名返上

　これといったネタがないなぁーーー、と、ついブログ更新をせず数日を過ごしていたら、おとといから
激しい頭痛に見舞われ、２日間寝込んでいた。
　ほんとにひどい頭痛で、起き上がっていられず、目を覚ましていると頭が痛くて辛いので、
とにかく昼とも夜ともなく寝ていた。
　２日間、夕飯も買ってきたお弁当、洗濯物も溜まり放題。
　そんなきのうのこと。
　学校から帰ってきた娘が、おやつを食べたいのか何やら台所を物色している様子。。。
　２階の布団で寝ているワタシに、「お母サン、お腹空いたケド、パン焼いて食べてもいい？」と娘。
　「どうぞ～」　御勝手に。。。とワタシ。どうやら我が家のどこを探してもお菓子は見つからず、
背に腹は替えられないので、諦めて食パンを焼いて食べるコトにしたらしい。
　台所に下りて、パンを焼いて食べる物音。その後、鍋を開ける音もしていた。
　「ただいま～」　あ、息子が帰ってきた。「何しとるん？」　台所でゴソゴソしている娘に息子が声を
かけている様子。。。
　しばらくして娘が寝ている枕元にやってきた。
　「お母サン、おむすび作ったんよ。食べて。」と差し出したお皿には俵状に握ったおむすびがひとつ。。。
　塩がどこにあるのか分からず、海苔も巻いてない、鍋に残った２日前の残りご飯のおむすびだったケド、
娘の優しい気持ちの詰まったおむすびで、食べると少し元気が出た気がした。
　我が家では、娘はまったく空気の読めない、わがまま放題の、いわゆる『こまったちゃんキャラ』なのだが、
へーーーっ、こんな優しい一面もあったのか。。。と吃驚。
　その後、いい子キャラの息子がやってきた。
　寝ているワタシの布団に入ってきて　「ねぇ～、お腹空いたぁ。」
　「お菓子何もないよ、ナナ（娘）みたいに、食パン焼いて食べたら？」とワタシ。
　「えぇーーーっ？！だって僕、食パン食べたくないもぉん～、ねぇ～～～。。。」
　頭痛くて寝込んでる母親に、お前はお菓子を買いに行けとでも言うのか？！
　息子よ、妹を見習ってお前も空気を読め！！